兵庫県立美術館(神戸市広報より)

2002年に開館した神戸市中央区に位置する兵庫県立美術館。
阪神・淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとして設立されました。
設計は世界的に著名な建築家の安藤忠雄氏が担当し、その建築自体も注目の対象となっています。

所蔵作品は10,000点以上に及び、洋画、日本画、彫刻、版画など多岐にわたるジャンルを網羅しています。また、2019年には安藤忠雄氏の作品模型等を紹介する無料の「Ando Gallery」もオープンしました。

美術館は教育プログラムやガイドツアーなども充実しており、子どもから大人まで幅広い層に向けた多彩な教育活動を実施しています。

過去には「Perfume COSTUME MUSEUM」として厳選した約170着の衣装を展示する初めての大規模衣装展や「生誕120年 安井仲治-僕の大切な写真」など、さまざまなテーマの展覧会が行われています。

屋外ではオブジェが設置されており、屋上の「美かえる」という巨大なカエルのオブジェが特に人気の撮影スポットとなっています。美かえるという名前は700 件を超える応募の中から、「かえる」という言葉が復活をイメージしやすく、阪神・淡路大震災からの文化復興のシンボルとしての美術館の設立趣旨と合うことや、「見かえる」「見にかえる」といった語呂のよさなどから決定されました。

海と山の景観もさることながら美術にふれてみてはいかがでしょうか。

◆所在地:神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 (HAT神戸内)
◆TEL:078-262-1011
◆開館時間:10:00〜18:00 (最終入場時間 17:30)
◆定休日:月曜日、年末年始
※月曜日が祝休日の場合は翌日
◆公式サイト:https://www.artm.pref.hyogo.jp

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