神戸市立森林植物園は、六甲山地に位置する、総面積142.6haの広大な植物園です。単なる見本園ではなく、自然の生態系を生かした樹林として、約1,200種の木本植物(約500種が外国産)を展示しています。園内は、北アメリカ、ヨーロッパ、アジア、日本など、地域ごとに区分された樹林区が特徴です。
国内有数のアジサイの名所としても知られ、25種350品種、約5万株が植栽されています。特に、六甲山の幻の花と呼ばれる「シチダンカ」も見ることができます。その他、シャクナゲやツツジも37種約4,000株を楽しむことができます。
さらに、姉妹・友好都市連携を記念した「国際親善の森」や、四季折々の花が彩る花木園、多目的芝生広場などもあり、幅広い世代が楽しめる施設です。
秋らしいハナノキやモミジなど38種約3,000本の紅葉が楽しめる「森のもみじ散策」が10月26日から12月8日にかけて開催されます。週末や祝日には、案内ボランティアによるガイドツアーが実施されます。園内の青葉トンネルでは、移ろいゆく秋色の光の演出も。11月3日からは土日祝のみ紅葉のライトアップも行われ、日中とは異なる幻想的な雰囲気を堪能できます。
◾️神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
◾️https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/